夢見るシンデレラブルー

おとぎ話「シンデレラ」の舞踏会シーンで登場したドレスの色にちなんで、このパールのような淡く明るいトーンの水色を「シンデレラブルー」と呼ぶそうです。このパールを見た瞬間、シンデレラが美しく変身して舞踏会に向かうシーンを思い出しました。憧れの舞踏会に行くことができるという喜びと、やっと自分自身の運命が動き始めたようなわくわく感、王子との出会いを夢見る気持ちなどなど、彼女の心にわきあがる嬉しさの全てを映し出したような、この物語を象徴するような色だと思います。
ちなみに、なぜ魔法使いが用意したドレスが「ブルー」だったのかというと、結婚式でのおまじない「サムシングブルー」(何か青いものを身に着けた花嫁は幸せになれる)というジンクスに由来しているとの説もあるとか。一度は王子とやむ得ず離れ離れになってしまうシンデレラですが、運命の出会いの場でこのドレスを身に着けたときから、すでに幸せな未来は暗示されていたのかもと感じます。
こちらはおなじ「夢見るシンデレラブルー」という作品タイトルで、アクセサリー販売も行っておりました。ありがたいことに沢山の方にお迎えもいただき、私も作り手として身に着ける方の幸せを願いながらお届けさせていただいた作品です。自分だけの物語を生きる全ての人の幸運を願う、祈りを込めたカラーパールです。